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マルタを体験する

places in Malta

マルタは小さい島にも関わらず、多くの世界遺産や遺跡があります。ヨーロッパと中東の間に位置し、またアフリカ大陸に近く、地中海上の交易に重要な役割を果たしてきました。どの地域からみても政治的、経済的に大変重要な島なのです。その為、古来から様々な文化が流入し、ヨーロッパでありながら独特の雰囲気を持った国となっています。

 

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悠久の都・ヴァレッタ
半島の街全体が”要塞”として歴史に刻んでいます。16世紀のイスラム国による「マルタの包囲戦」でマルタを守ったマルタの騎士団総長の名前が由来です。現在はマルタ共和国の首都として機能しています。400年の歴史のあるヴァレッタの街はどこに行っても中世ヨーロッパを思わせる街並がそのまま残されています。
 
ヴァレッタは現在、マルタ最大の観光地で、歴史のある建物が数多くあります。16世紀に建てられた聖ヨハネ大聖堂、中世のマルタの中心である騎士団長の宮殿、7,000年前の歴史遺産が展示されている国立考古学博物館など見所もいっぱいです。
巨石神殿群
マルタ島、ゴゾ島には、最も古いもので紀元前5,000年前の神殿跡があり、全体で30ほどの神殿跡が発見されています。エジプトのピラミッドよりさらに2,000年前に遡るマルタの巨石文化は多くの謎に包まれています。神殿跡には祭壇らしきもの、器、人間をかたどった彫像、壁に刻んだ動物の絵などが見て取れます。

 

多くの発掘品はヴァレッタの国立考古学博物館で展示されています。現在6つの神殿跡が世界遺産登録されています。

古都・イムディーナ
マルタ島の中央辺りに位置し、ヴァレッタが首都になる前の首都でもありました。今も中世の街並がそのまま残され、重要な観光名所の一つにもなっています。高い山がないマルタ島で最も標高の高い丘の上に位置し、歴史上、要塞としても機能していました。

 

西暦60年、使途パウロがローマからやってきて初めてマルタにキリスト教が伝えられました。パウロはその後イムディーナで過ごし、現在パウロにまつわる建物や遺跡が多く残されています。

聖パウロの地下墓地
イムディーナの要塞都市から歩いて10分ほどのラバトの街中にあります。周りには聖パウロ教会などもあります。5世紀ごろのキリスト教殉教者の墓地で1000体は収容できるようになっています。マルタにおけるキリスト教の最も重要な歴史遺産とされています。

 

地下の土、岩をくりぬいて作った広間、テーブル、廊下、そして数え切れないほどの石の棺おけが所狭しと並んでいます。いくつかの階層もあり、マルタ最大の地下墓地です。

 

漁港市場・マルサシュロック
マルタ島で一番大きな漁港であり、日曜市場には国内や外国からも多くの観光客が訪れます。市場には地中海で取れた様々な魚介類が並び、また日用品、衣類、果物、野菜、パン、クッキー、マルタ土産などたくさんの店が出ています。

 

海岸沿いには多くのレストランが並び、新鮮な海鮮料理が楽しめます。日曜日の数時間たっぷり時間を過ごせる場所です。

 

 

滞在拠点の町・スリーマ
ヴァレッタの対岸にあるスリーマは海岸に沿って遊歩道が長く続き、通り沿いにはホテルがたくさん建っています。観光客が滞在する場所としては最適で、店、レストラン、カフェン、スーパーマーケットなどがあり、生活の場として大変便利な街です。ローカルバス、観光バスの利用も便利です。

 

語学学校もこの街にあり、長期滞在に向いています。ヴァレッタまで車で15分、セントジュリアンまで10分、マルタ空港へは20分ほどです。

​神話の島・ゴゾ
マルタ島の次に大きな島・ゴゾ島では、地中海の美しい海と海岸が見られます。アズールウィンドーやラムラ湾など、透明度の高い海にはヨーロッパ中からダイバーが集まります。島には紀元前5,000年前の神殿跡などが見つかっています。また16世紀に立てられた大聖堂など古い教会がいくつもあります。

 

古代ギリシャの詩人ホメロスの代表作「オデュッセイア」の中に出てくるカリプソの洞窟もゴゾ島にあります。物語では、船が難破してゴゾ島にたどり着いたオデュッセイアは妖精のカリプソに洞窟で出会います。あまりの美しさにオデュッセイアは時間も忘れ、7年間もカプリソとこの洞窟で過ごしたとのこと。

‐ 地中海の島国 ‐

MALTA

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